第3回 斎場御嶽の夜間観察会
沖縄島南部の東の端、南城市知念の斎場御嶽では、 太陽がすでに西側の森の向こうへかくれ、夜の生き物たちの活動が始まろうとしています。
|
|
いざ御嶽の中へ。往事、一般の者は御門口より中へは入れず、また男子禁制の杜でもありました。 |
斎場御嶽の歴史的側面について詳しい解説をしていただきました。御嶽内のイビ(神域)のうち大庫理、寄満、 三庫理は首里城内の建物や部屋と同じ名前がつけられているそうです。 |
|
|
国の天然記念物に指定されているオカヤドカリ類。県内に6種が生息しますが、写真はその中のオカヤドカリ。斎場御嶽では本種とムラサキオカヤドカリの2種がみられます。 |
外来種のシロアゴガエル。1964年に最初の記録があり80年半ばには沖縄島ほぼ全域に広がったとされます。砲弾池周辺には泡につつまれた卵塊もいくつか見られました。 |
|
|
「スィーッ、チチッ」と鳴くタイワンウマオイ。ライトに照らされても翅を震わせ一心に鳴いていました。前足のとげは餌となる小昆虫をとらえるためのものです。 |
|
2006年8月18日(金)南城市知念の斎場御嶽